2013.07.02
「煮洗い」について
お元気ですか、城崎です。
相変わらず、じめじめとした日が続いてます。
北海道には梅雨がないとのことですが、どんな世界なのでしょうか。
一度味わってみたいものです。
夏に冬の寒さを想像してもうまくいかないのと同じで、
梅雨のときには梅雨がない世界をイメージできません。
梅雨の晴れ間は好きなのですが、一瞬日が差して、晴れた!
と思って洗濯物を干してもまたぱたぱたと雨が降ってきます。
それで結局部屋干しみたいになってしまうのですが、
そんなときに気になるのがニオイです。
私はイヤなニオイをとても気にしてしまうので、
洗濯物はいちまいいちまい嗅いでチェックします。
柔軟剤の匂いが好きなのです。
ふわっと香るあの感じ。
なのですが、お気に入りのTシャツのなかに一枚だけ、
どうしてもイヤな臭いのとれないものがありまして。
最初は気のせいかと思っていたのですが、
どうやらその一枚だけ臭いが染み付いてしまっているようでした。
調べてみたところ、カビや菌が発生しているものは、
通常の洗濯ではニオイがとれないとのことでした。
カビや菌……。(`ω´;)
発生しているかどうかはわかりませんが、
明らかに何かが染み付いているニオイです。
解決方法を探していると「煮洗い」というものに出会いました。
字のごとく、煮て洗うらしいのです。
洋服を煮る!? ( ゜д゜)
と驚きましたが、効果は抜群とのことでした。
漂白剤や重層やクエン酸などと一緒に煮込むらしいのですが、
我が家にはどれも用意されておらず。
とりあえず独自の対処法として、
ニオイの気になる部分に直接洗剤を垂らし、揉み込んでから
煮込むことにしました。
食事を作る鍋に洗濯用の洗剤を入れるのは少し抵抗があったのですが、
これでニオイがとれるのならば…!と思い、
えいやっと火にかけました。
グツグツ煮えたぎる湯の中で黒いTシャツがごとごとと揺れていました。
ちなみにこのTシャツはWOZNIAKというミニマルテクノ/ハウスバンドのTシャツです。
立ち上る洗剤のかほり…。
良い匂いのはずなのに、違和感のせいで受け付け難い感じでした。
納豆が皿に入ってるときはいい匂いなのに、手に付くとやたら臭い、
みたいな、そんな感じなのでしょうか。
……違和感(`ω´;)
20分ほど煮込むのだ、と書いてありました。
菜箸の逆側を使って、服を定期的に熱湯に浸すようにします。
しばらくすると、奇妙な泡が浮いてきました。
昔、多摩川が汚かった頃に見たことのある、あまりきれいではない泡です。
弱火でグツグツ煮込むこと20分。
火を止めて鍋のお湯を捨てます。
墨を混ぜたように薄黒くなったお湯が出てきました。
黒豆を煮たときみたいです……(`ω´;)
ほっかほかのTシャツを水ですすぎます。
しかし、何度すすいでも白く濁った水が出てきます。
水ももったいないので、途中で諦めてぎゅっと絞り、水気を切ります。
ハンガーにかけて外に干します。
夜にかけて朝に確認しましたが、まだ濡れていました。。
これってまたニオイがつくんじゃ……。
と思いながらもさらに乾くのを待ちます。
しかしこの日は雨が止むことなく、
一向に乾く気配がないのでドライヤーでぶおーっと乾燥。
乾かしながらスンスンとニオイを嗅いでみますが、
これは……。
念入りに乾かして隅々までスンスンとしてみましたところ!
なんと!
あのイヤなニオイが!
なんと!!
とれてませんでしたー。
というのは冗談で( ゜ω゜)テヘ
ニオイはしっかりと取れていました!
洗剤の良い匂いだけが残っております!
菌はあの熱湯で死んだのです!
結構長い間悩まされていた匂いがとれて感動しました。
我慢しないでもっとはやくこうしていれば良かった……。
臭いに悩まされるこれからの季節、
どうしてもとれない臭いがありましたらぜひ
お試しください!
煮洗いで検索するといろいろ出てきますが、
今回私がやったのは下のとおりです。
1.洗剤と一緒に20分煮込む。
2.よくすすぐ。
これだけです!
それでは、素敵な匂いのある生活をお楽しみください!
( ^ω^)
(これって煮洗いではなく
(煮て干すので煮干しなのでは!
(とちょっと思いました。
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