2013.08.23
miscorner/c+llooqtortion ミスコ-ナ-ル-クト-ション
どうもこんにちは、橋本です。
8月も残すところあと一週間くらいとなりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
夏休みの宿題がある人なんかは頑張らなきゃいけない時期ですね。
わたしもいろいろなことに追われてヒィヒィ言っています。
毎年な気がします。
さて、そんな今回、紹介したいのが「miscorner/c+llooqtortion」というバンドです。
ミスコーナールークトーションと読みます。
変わった表記ですね。
何故こんな名前になったのか、という問いに、忘れてしまった、と答えていました。
プログラミング+スタンディングドラムとドラムの二人組のバンドです。
このバンド、ものずごぐ良いのです( ゜ω゜)
はっ…。
興奮して濁点がいっぱいついてしまいました。
何が素晴らしいかといいますと、やはり、ライブですかね。
冒頭に載せた映像ではDVDの予告ということもありライブ映像がぶつ切りでわかりづらいのですが、打ち込み(ピアノ+ノイズ)みたいなものに合わせて二人がドラムを叩きまくるというものです。
こちらの三つの映像でライブの様子がよくわかります。
2011年の12月4日 吉祥寺warp というライブハウスでの模様です。
実はこのライブに行っていまして、最前列の中央で観ていました。
二人のドラムがステレオで聴こえてきて、それはもう荒波に揉まれるような感覚でした。
打ち込みの音も、ピアノやノイズなどが何層にも重ねられていて、それがドラムの音を包んだり支えたりしています。
その中で、二人のドラムが暴れまくる、という感じでしょうか。
聴いてるときは、なんというか、本当に音楽の中に入ってしまったような感覚になります。
ドラムが入っていないとき、打ち込みだけのときでも、緻密に構築された音の波が心地よく、
ミスコーナーという名前の、空気とか液体の中に入ってしまったような気分になります。
ステージ上の二人も、それはもうすでに、トリップ状態な感じです。
叩いてる姿を見ると、音楽を奏でるために叩いてるのではなく、音楽が彼らを操っているみたいに見えます。
曲間もほとんど無く、次から次へと曲が流れていきます。
全曲フルパワーでやっていくのでライブが終わる頃にはお二人とも死体のようになっています。
音楽にパワーを捧げたのか、音楽がパワーを吸い取ったのか。
とても見応えのあるライブです。
このミスコーナーのライブを観て、音楽に対するものの見方が変わった気がします。
なんというか。
ここまで、描けるんだ、というのを感じました。
小さいライブハウスで、一挙一動まで把握できるからかもしれませんが、音楽というのは音だけではなく、空気すべてなんだな、ということを思い知りました。
いや、というよりもこれは音楽とは別の現象なのかもしれません。
魂がそのままダイレクトに伝わるというか。
考えたり、感じたり、そんなことする隙もないほど、世界に浸される感じです。
おそらく、やっている本人達は、ほぼ無意識状態っぽいですけども。
それがとても気持ちの良い体験なのです。
ぜひとも、一度足を運んで観ていただきたいです。
と、思うのですが、このバンド、北海道出身のバンドで、メンバーの方も北海道に住んでるようなので、なかなかライブがないみたいなのです。
しかし、年に数回くらいはしている感じなので、ぜひともチェックしてみてください。
といってもウェブサイトも更新されておらず、どこをチェックすればいいかわからないのですが。
本人のツイッターをフォローしておけば見逃す事はないかと…。
こちら↓
あとコチラにDVDの中の一曲が上がっていました。
http://nicoviewer.net/sm12593736
見所は3分40秒くらいからの曲の終わるところです。
ぐちゃぐちゃで最高です。
今回はそんなところでした!
それでは、また!