2013.10.11
Baths
こんにちは、橋本です。
本日紹介したいのは『Baths』という LAのアーティストさんです。
この方の作る音楽がほんとに素敵で良く聴いております。
まずは、いくつか好きなものを貼り付けておきましょう。
Baths - Apologetic Shoulder Blades
Baths - Damnation
Baths - Overseas – Pop Music / False B-Sides
とまあ、こんな感じです。
おわかりいただけただろうか…?( U・A・)
投稿者の背後にいるはずのない人影が…。
という話ではなく、まあ、こんな感じの音楽です。
何が良いか、どこが好きなのか、というのを、ちまちま挙げます。
まず、えー。
やわらかい音!( ゜ω゜)
これですね。
すごくやわらかいんです。
音の一つ一つはとてもコシのある感じでしっかりとしているのですが、
音の重なりによってなのかわかりませんが、とてもやわらかい印象なのです。
でも、それぞれの音は粒だっていて、全然ぼやけていません。
なんて言うんでしょうか、虫も殺せない性格なのに破壊力抜群の腕力を持ってるイケメン、みたいな感じでしょうか。
とにもかくにも、この音を聴いてるだけで幸せ者ですね。
あなたのことです。
ちょっとのっぺりとした構成!( ゜ω゜)
曲がですね、結構抑揚がなかったりするんです。
音量の差だったり、コードの展開だったり。
でも、それなのに聴き心地の良い印象があります。
それはきっと、波の音に飽きがこないのと同じなのだと思います。
一見同じようなフレーズをループしていたりするのですが、
少しずつ変化していったりしております。
たぶん、意識的には捉えられない部分の変化もあると思うのですが、
その効果で、心地良い感じが曲の最初から最後まで持続します。
四番目に貼り付けたOverseasという曲なんかは、
最初から最後まで同じフレーズなのですが、どうしてか、すごくさっぱりしてるんですよね。
同じだけど、くどくない。
これは何て言いましょう。
毎日出会う人は同じ顔だけど、その心境によって彼の表情は無限の変化をするみたいな。
よくわかりませんね。
はい、今ね、すごく焦っています。
次いきましょう。
ボーカル!( ゜ω゜)
エレクトロニカとか音響的な部分もありながら、人の声を大切にしている感じがします。
暖かみがあるというか、血が通っているというか。
電子音だけど、人間味があるっていうんでしょうか。
多分この人は人間が基本的に好きだったり、興味があったりするのだと思います。
音楽と人、どっちが好きか? と聴かれたら人間と答えそうな感じです。
これはただの想像です。
でも、ちゃんと歌ってるんですけど、なんか、そればっかりに目がいかないんですよね。
目がいかない、というか、耳がいかないんです。
ちゃんと音楽の中に人の声がまざって、それがまた音楽になってる感じです。
素晴らしいバランス感覚だと思います。
そんな彼に拍手を。
激しくない!暗すぎない!やさしさと明るさがある!( ゜ω゜)
こんな感じです。
なんか変なキャッチフレーズみたいになってしまいましたが。
暗い曲も静かな曲ももちろんありますが、根本的なファニーさみたいなものが残っています。
なので、聴いていると景色が明るくなっていきます。
あとテンポの速い曲があんまりないんですよね。
それも落ち着きます。
でも最新作のアルバムは「無気力」がコンセプトなんだそうです。
まだ聴いておりませんのですが。
いくつか視聴できたので聴きましたが、やっぱり、そこまで暗すぎないですね。
彼は音楽をそもそも明るいものだと捉えているのかもしれません。
だから、テーマが暗くても音楽は暗くならない、というところがあるのかもしれないです。
アルバムのインタビューが以下のサイトにありました。
【インタビュー】Baths、ダークでグロテスク、かつ豊潤な「黒の世界」を描いた新作について語る
http://www.qetic.jp/interview/baths-2/98563/
あと動画を漁っていたら、ライブ映像が出てきました。
この人、本人が歌うんですね…。
ボーカルを別にたててるのかと思いました。
いい声してます。
あとやっぱり、楽しそうです。
そしてかっこいい。
Baths performing 3 songs
それでは!
みなさまも素敵なBathsライフを!
公式サイト
http://www.bathsmusic.com/
( U・A・)ノシ