2013.07.31

噓のおしまい

 

 

こんにちは、坂巻です。

 

今回の作品は「噓のおしまい」という曲です。

少し鬱々とした曲です。

 

 

前回が勢いで作ってしまったので、今回はじっくりと、考えながら作りました。

しかし、考えれば考えるほどわからなくなり。

難航しました。

 

歌を作るのはなかなか難しい…。

 

前回まではギターを録音してそこにメロディをつけていましたが、

今回はギターを弾きながらメロディをつけました。

また、一度作ったメロディをMIDIで鳴らして全体のフォルムを確認しつつ作りました。

これはなかなか良い感じかと思います。

 

いつもクセや流れでさらさら作ってしまうのですが、

ちゃんと細部もしっかりと作り込める気がします。

それが曲の出来にどう反映されているかわかりませんが、

とりあえず、良い感じ、と、いう気がしました!

 

今回ついにギターと歌だけのものが作れました。

良かった。

 

しばらく迷走するかもしれませんが、

一筋の光を探しつつ、頑張っていきます。

 

 

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どこに落とした 気付かないまま

姿なくした 君の影

 

もしかしたら はじめからもう

そこにはなかった?

噓の映像

 

戻らない 近づけない 目覚めたら

同じ世界

 

わからない でも会いたい

噓を照らしていたい

 

ハロー もう僕はちょっと歩けない

立ち止まれば遠くなる灯り

目を閉じたら宇宙の瞬き

いっそこのまま 星のひとつになろう

 

 

どこで覚えた 愛のにおい

記憶の隙間に 残ってる

 

誰も僕に 触れられない

壁の向こうで 息を止めた

 

くたびれた獣が安らかに

目を閉じるよ

 

愛おしい身体が

冷たくなっていく

 

メッセージ もう君に辿り着けないや

立ちすくんで砂が舞い上がる

手を離したあの時の言葉

かき消したら 何が残るだろう

 

 

ハロー もう僕は君を歌えない

枯れた声じゃ噓を包めない

本を閉じたら終わる物語

いっそできるなら 噓を忘れたい

 

メッセージ もう君は形をなくして

たった一つの泡に還るだろう

ほんの少しの傷をありがとう

きっとそれさえも 噓になるのだろう

 

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